【華人と日本人を比較】なぜ世界中に中華街があり、日本人街がほぼないのか。

 
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世界中のどこに行っても見かける中華街

世界中のどこに行っても中華街を見かけませんか?日本の各地に中華街は存在しますし、アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・インドネシア・カンボジア・タイ・ベトナムなどのいたる所に中華街は存在しています。

それに伴い華人が沢山いますよね。どこの国に言っても中国語、広東語などが飛び交う光景を目の当たりにしますよね。

ほぼ目にしない日本人街

逆に日本人街って世界であまり見かけませんよね?

確かにアメリカにはリトルトーキョーがありますし、ブラジル・インドネシア・シンガポールなどには日本人が集まるコミュニティはありますが、日系人は現地の国に同化しているのでそうしたコミュニティにはあまりよりつきません。

またリトルトーキョーは観光地化していて、日本人や日系人よりも東南アジアや中華系の人達の方が多く目立ちます。

ではなぜ中華街と違って、日本人街には日本人が少なくて、数も規模も小さいのでしょうか?

日本人同士でマウンティングし合って潰しあう日本人

これが一番大きな要因だと私は考えています。お互いに激しくマウンティングし合うので、日本人同士でいるよりも現地に同化するか、他国の人間と付き合った方がいいと感じる日本人が多いために、日本人街は規模も数も小さいです。

もちろん単純に中華系の人々と比べると日本人・日系人の数が圧倒的に少ないというのはありますが、それでも海外にいる日本人がお互いに助けあっているコミュニティってあまりないですよね。

日本人同士のコミュニティには日系人がそもそも少ないので、駐在員などの日本に本社がある企業から派遣されてきた人達同士の付き合いになるので、非常に狭いコミュニティになります。

更に会社での付き合いをこうしたコミュニティでも続けているので、ギスギスしがちです。部長、課長などの上司とプライベートでも付き合わなちゃいけないのはきついですよね。

それに加えて、日本人はすぐに『あなたの出身はどこ?』『あなたの大学はどこ?』『海外はどこ?』という話しになりがちなので、『日本人』というだけでは繋がれないし、お互いにマウンティングし合い、疲弊します。

駐在員の奥さんは更に大変です。日本の女性のマウンティングは男性よりも更にキツいので、上司の奥さん達とプライベートでも付き合わなければいけない奥さんは疲弊しきります。

和を大事にすると言いながら、お互いにぶん殴り合う日本人では相互扶助の精神は働きません。むしろ自分だけ得をしようとする人もいます。

こうして、良識ある普通の人達はこうした日本人コミュニティからは脱して、現地にあるコミュニティに同化していきます。

そもそも現地で起業したり、帰化したりする日本人が少ない

華人と比べて日本人は現地で起業したり、帰化しようとする人達が少ないです。

過去には政府が斡旋して、ブラジルなどには多くの日本人が移民しましたが、そうした例を除くと、他国に渡ってそこに生活の拠点を移して、子供もそこで育てるという日本人は少ないです。

多くの日本人は日本に本社がある企業から派遣されてきているので、ある程度の年数が経ったら日本に帰還します。

そのため現地にいる人の出入りが激しいので、コミュニティとしては機能しにくいのです。

『中国人』、『台湾人』という記号だけで連帯出来る華人

私は世界中に華人のコミュニティが存在していて、活気づいている最大の理由はこれだと思っています。

華人は『中国人』、『台湾人』などという国単位でまとまる事が出来るのです。

私には華人の友人が多いので、華人の友達と中国料理屋、台湾料理屋に入る機会が多いのですが、そこでは日本人同士ではあり得ない光景を見る事が出来ます。

私と『台湾人』の友達が台湾料理屋に入って、中国語で会話をします。

そうすると、店の店主が『あなたは台湾人ですか?』と中国語で私の友達に話しかけてきます。

その後はとめどなくお互いに中国語で話し合い、その地域の状況や住んでる街の情報などを交換し合います。

日本人のようにいちいち『どこ出身?』『どこの大学?』『どこの会社?』などとは聞いてきません。

もちろん聞く人もいますが、聞いたとしても日本人のようにマウンティングなどはあまりありませんし、共通点が特になくても『台湾人』というだけで仲良くなる事が出来ます。

これは『中国人』、他の国にいる華人でも一緒です。

血の繋がりが強い華人

日本人も家族を大事にしたり、お盆の時期に親族一同が集まるという人もいると思いますが、華人の血の繋がりは日本人よりも遥かに強いです。

家族でグループを作ってlineするのは当たり前、いとこ達とも頻繁に会う、遠い親族とも頻繁に連絡を取り合うし、距離感がとても近い。

日本人でここまで親族の数が多くて、距離感が近い人を見た事は沖縄人以外はありません。

華人のように分厚い結束力を持つ沖縄の人々

日本人の中でも沖縄の人達は華人に似ていて、血の繋がりをとても大事にしています。

そもそも苗字が同じ人達が沢山いますが、親族同士が集まって泡盛を飲みまくるという光景もよく目にする事が出来ます。

親族だけでなく、ご近所付き合いもかなりいいですよね。

沖縄の人達が集まって、本州にまとまって住んでいるという地域は本州にもいくつか点在しています。

大阪市にある大正区はとても象徴的な場所です。

沖縄の人達は『沖縄人』『琉球人』という記号だけでまとまる事が出来るのだなあと思うと、東京出身の私としてはとても羨ましく思う時がたびたびあります。

現地に同化しつつも、民族エスニシティを大事にする華人達

華人は全世界に存在しています。タイのタクシン首相も華人の一人ですし、アメリカにも多くの華人がいます。

華人は現地に帰化したとしても、華人同士で繋がり合い、集団で住み、お互いに助け合います。

そのため3世になったとしても普通に中国語や広東語が喋れる華人が世界各地に存在しています。行動様式、食べ物、文化的な背景なども現地に住んでいる中国人・台湾人などとほぼ一緒です。

現地に同化する日系人

日系人は先ほども説明したように、日系人同士であまり繋がり合わず、現地人に同化しています。

日系ブラジル人が典型的な例です。日系とはいうものの、日本語が全く喋れず、文化的な背景も日本に住む日本人とは共有していません。

華人と日本人の大きな違いは同じ民族同士で助け合えるかどうか

華人はマウンティングや足の引っ張り合いをあまりしないですし、細かい差異化もしません。

ですが、日本人はマウンティングをしまくり、足を引っ張り合い、『どこの出身?』『どこの大学出身?』などとお互いを差異化しまくります。

これが中華街が世界中にあり、日本人街がほぼ世界にない理由だと私は感じました

もうマウンティングしあうのやめませんか?お互いに褒め合いませんか?同じ日本人同士で殴り合うのはもうやめようじゃないか!

こうした華人の状況を見て私が思う事はただ一つ。『日本人同士で殴り合うのもうやめようじゃないか』という事です。

確かに私も競争はあった方がいいと思っていますが、競争とマウンティングは全然違います。

日本に必要なのは過度な競争でもマウンティングでもない。

お互いに褒め合って、助け合う事が必要なんじゃないかと思っています。

『どこの出身』でも『どこの大学』でももうええじゃないかと。

『日本人』というただそれだけで繋がれたら幸せだと私は常々思っています。

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